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2013年 08月 30日
こうしてブログに手がまわってるのが不思議なくらいに今日は沈んでいた(今も)。
まさに、こんへこ、だ。 競合相手がトップジャーナルに通ったという知らせはすぐにやってくるんだなあ。まあ、向こうのボスがこっちのボスにわざわざ報告してきてくれたから。これぞ勝利宣言というやつだ。ちなみに投稿はこちらが数ヶ月先立ったが、時間を無駄にしすぎた。言い訳のしようもなく、こちらの対応がまずかった。やってはいけないパターンを網羅した気がする。 半年くらい敗戦処理をさまよってるこの論文にもついにとどめをさすときがやってきた。 これで、めちゃうまくいった経験(それでも寿命が2-3年縮んだと思うけど)と全然うまくいかなかったえげつない経験をひとつのラボで体験したことになる。論文をどこまでふんばるべきかはケースバイケースでまだ経験値を積む必要があるけど、今回はもうどうしようもないとこまで来てしまった。競合してる場合はまずコミュニケートしてバックトゥバックを狙うか、それが無理なら引き下がらずにとっとと出してしまうべきなのか。 これが人生2本目の論文になる。業績なんかには一切ならないけど、研究者の肥やし。 ▲
by sugirioblog
| 2013-08-30 12:06
2013年 08月 29日
今日はよく寝た。寝ないと脳がだめになるのがわかる。
それからZeiss 710でイメージングをした。これはすごい。いつもの510に比べて別次元のクオリティだ。 専属のプロが2人いて、彼らが自家蛍光を抹殺してくれる。 3Dでぐるぐるまわしてたら夕方になった。 ハーモニックもうまくいった。骨が青くてわかりやすい。 DiI-AcLDLはかなりシグナルが強烈で見やすい。 その合間に後輩の免染があがってくる。彼にはイメージングを習熟してほしい。次の新しい(てもう新しくないか)ディレクションだし、うちのラボのテンポラルな弱点でもある。4年前にイメージングだけでNに通ったのが信じられないくらいの寂れっぷりだ。イメージングはすっかり頭蓋骨がメジャーになってしまった。 ▲
by sugirioblog
| 2013-08-29 09:28
2013年 08月 28日
今日も朝5時半にラボ着いてスタート。週に1回ならまだなんとかなる。
2次移植はやっぱり時間がかかるなあ。ぼくはマウストゥーマウスでやる。論文を見るとグループから1-2匹選んでドナーにすることもあるけど、そこでバイアスがかかるのがいやだから。ほかのラボでもそうだろうか。 移植の合間に顕微鏡データの解析をして、更に合間に後輩に免染を手伝ってもらって、更に同時に論文書いて、隙間時間でcytometry解析。最近はこんな感じだ。阿修羅マンみたいに頭3つ腕6本くらいあると便利なんだが。 まあでも、小児科医に比べたら暇すぎるか。おやつ食えるし。 来月のコールドスプリングミーティングのフライトをとった。いつも前の席をとるようにしてる。後ろは揺れるから。去年はボストンーカンザス間で乱気流に入ってなきそうになった。 ▲
by sugirioblog
| 2013-08-28 11:17
2013年 08月 26日
9月以降のスケジュールがなかなかすごいことになってる。
毎月どっか行ってる。 進路も決まりつつあるし、人生の一大イベントも控えてるし、論文も仕上げなならんし、今年後半は激動だ。 去年も初論文が出たり卒業したりあっちこっち行ったりで、半激動くらいだった。 一昨年は国際学会デビューや論文投稿で、おっ何か動きがでてきたという感じだった。 この数年ラボでずっとへばりついてる日常だけど、プロジェクトに展望が出てきたのがこの一年だった。昨年は論文が出ても、自分ひとりで何を創めるんだというアイデアがまだなかった。ちょうど一年前あるとこでそれを指摘されてカチンと来てずっと考え続けて、違う分野の論文を探したり隠し実験をしたりで、ようやくこれをやってみたいというものができてきた。その間も現行の仕事からフィードバックがかかってきてアイデアや知見が供給された。 実験系は異なるけど、conceptualには今の仕事と40%くらいinteractさせやすいから、裸一貫でゼロからやり直しにはならない。 来年はまずどこかで武者修行が要るな。あと218日。 今週はビール工場(?)とコロラドか。もちろんそれ以外はずっと論文と実験。 ▲
by sugirioblog
| 2013-08-26 10:05
2013年 08月 25日
今日はひたすらDoodleと悪戦苦闘。めっちゃわからん。
時差の表示が最後までわからず、教えてもらってようやく完成。 そう、マシンの説明書が全く読めないタイプなのだ。ビデオやファミコンのつなぎ方もわからんかった。 ラボの予算が空っぽでFACSはしばらく停止。がーん。リバイスあたりのほんとにクリティカルなことしかできない。 同僚のJCIが2日で返ってくる。スコープが違うよー、と。やっぱり病態モデルとか要るのか。残念。 ぼくは彼のストーリーとデータのクオリティ好きだけど、適材適所か。 別の同僚が全くの別件で驚愕しながらやってきた。うん、わかるよ。まさにそびえたつアレを見た。 科学者の夢が積もると怨念になるのか。しかもそのどちらも科学に必要なロジックと相反するものだ。 ▲
by sugirioblog
| 2013-08-25 09:49
2013年 08月 25日
昨日はまた朝5時半起きで実験をはじめた。週に一回ならなんてことはない。毎日はNGだ。
息もつかぬ忙しさで複数の実験をこなした。結果はまずまず。 それから新しい実験を仕込む。これは来週結果が出る。 抗体発掘はひとつだけ使えるのがあった。あとは全部スカか。。。 データを眺めながら、たまに頭がぶっとんで、哺乳類の体性幹細胞て進化の途上かも、と夢想する。生態系もどきがあって、 ヘテロな細胞集団がせめぎあって、ストレスがかかって、選択圧があって。 癌でも似た話を聞いたな。 発生ー成長の間に崩壊しやすい器官てなんだろう。小児癌のおこりやすい臓器とか。白血病や脳腫瘍が多い。でも小児の腸の癌はあまり聞かないな。成長が盛んなところ?進化の余地? 腸はもう取り残されてる? 組織のエコロジーや細胞集団のせめぎあいなんかは結構サイエンティフィックに介入できるようになった。いくら夢想しても無駄で、きちっと実験で介入できないとサイエンスができない。 たまに思うこと。ぼくらの業界にほんまもんのエコロジーの専門家がきたらどうなるだろう。 ▲
by sugirioblog
| 2013-08-25 07:58
2013年 08月 23日
今日は免染くらいしか実験がなく、平和にすぎた。
アニマルプロトコルとイメージング関係で小噴火はあったけど。 doseをまだ決めてないって、ラボの律速段階やろこれ。 素数を数えて落ち着くんだ、じゃなくてやめたコーヒーの代わりに紅茶を飲んで落ち着く。これらは研究所で無料支給される。 お茶代とかいらないのだ。 先週から新しいレポーターラインを試してる。cytometryと免染の両方で動くことを確認した。これで実験ができる。昨日同僚からトランスファーしてもらったマウス、どうしたっけ。忘れてた。さっそくお薬あげないと。 レポーターラインで何かすごいおもしろいものが見えたけど、これは今のラボでは深入りできない。来年のお楽しみ。 このレポーターラインもとあるCreラインも全部近所のラボが作ったやつ。所内でマウスのトランスファーは楽だし、どれもすごく使い勝手(?)がいい。あのけったいなGFPラインの謎がわかってきたような。骨髄と脳て近い?作ってる人にはいくらお礼を言っても足りない。 ▲
by sugirioblog
| 2013-08-23 12:43
2013年 08月 22日
今日はbrainbow(Confetti)の初体験。全然光らない。論文では骨髄もいけるはずだが、Creラインが悪いのか。仕込み中の別のCreを待つ。
生き残ってる抗体の発掘作業。明日に結果が出る。 CSHにだめもとでfinancial aidを頼んでみる。来月のミーティングの飛行機代くらい出たらいいけれど、やっぱり遅いか。 ▲
by sugirioblog
| 2013-08-22 08:51
2013年 08月 21日
CSHの幹細胞ミーティングから通知がきて、オーラルに選ばれた。これはうれしい。前回、前々回とISSCRでチェアをしてくれた人たちもくる。
これで来月はニューヨークだ。けっこう楽しみだ。次の行き先探してるんですぅと宣伝してみよう。それからちゃりを氏にも会おう。 150日間のタイムコース実験が終わった。データの解析も済んで、なかなかおもしろい結果だった。 しかしこの手の実験をルーチンでやるのは大変だ。細胞周期を測るにはもっと簡便な実験もあるけれど、それが今見てるフェノタイプの本質を突けないことは先月確認したばかりだ。 ふと思い返して、2ヶ月前の別のタイムコース実験のデータを見直した。こっちは全く別の実験。同じタイムコースつながりで思い出したのだ。当時はよくわからんと思って深入りしなかった。 バーグラフから折れ線グラフにしただけで、今まで気づかなかったものがでてきた。こういうこともあるのか。最初はタイムコースの終了時にノックアウトが盛り返したように見えたけど、そうではなかった。実はWtで起こる特徴的な変化がノックアウトではおこっていなかったことに気づいた。 明日はラボにある抗体を調べる。なぜか同じタンパクに対する免染抗体が何個もあるけど、ほとんど腐ってるような。どれが使えるか探すことに。 ▲
by sugirioblog
| 2013-08-21 11:00
2013年 08月 20日
朝はラボミでデータのプレゼン。論文に使うというより、死蔵されるデータだな、これは。入れると逆にこんがらがる。せっかくがんばったんだから、というふうに考えてはいけない。あくまでもロジカルにシンプルに。
RNA-seqの打ち合わせ。というよりファシリティを見切って強行突破。最終的には以前のコラボ先に泣きつくことになりそう。コネチカットか。 実験ではmake senseするデータが出だしている。 タモキシフェンを射ってあげたいんです。ついに願いがかなう。 ラボの予算が今年もヤバイ。マジヤバイ。 ぼくは10月、12月とほとんどいないから、その分予算が浮くでーといったらラボマネの渾身の笑顔。 ▲
by sugirioblog
| 2013-08-20 09:30
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