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2015年 12月 03日
フェローシップの推薦状。
アメリカのそこそこprestigiousなフェローシップがとれたことから、自分の推薦状を書く人(references)の布陣がusefulだと思える。 1. Thesis mentor. これはあって当然。もしなければ減点という恐るべき代物。 自分は過去のPIとburn the bridgeしているので非常に頭を抱えたが、ここに書いた方法でクリアできた。第3者に保存して逐次送ってもらう形にしている。内容は先日GDと一緒に再確認したところ、GDいはくgood letterだった。 2.今のmentor. つまりGD。 3. お隣のLZ。同じ分野の大御所。今のフェローシップはセカンドメンターを必ず設定させられるので、迷わずLZさんにお願いした。たとえフェローシップに落ちても、セカンドメンターを作れると利点が多いので、そういうフェローシップに出願するだけでもお得だ。 これで3人確保。ハーバードあたりの超忙しいPIはドラフトを書かせてそれを彼ら自身の文脈やフレーバーで膨らませてくれる。もちろんドラフトのままではなく、かなり(良い意味で)別物にしてくれる。ネイティヴならではのおもしろい表現を垣間見れる。彼はdynamoだ、とか。 中にはわざと酷い内容にするPIもいるので、推薦状の最終段階の中身を知ることはハーバードのキャリアセミナーでも強調される。レターヘッドつきのやつを秘書さんに見せてもらおう。 あとはデパートメントヘッド1人+コラボを利用してもう1人確保した。コラボの利点でもある。 有名大学の院生なら、thesis committeeやローテの布陣が使える。GDラボの院生のreferenceはリック・ヤングやアレックス・マイスナーやジョージ・チャーチがずらーと並んでる。なんだよ、これ。全員弟の戸愚呂チームかよ。カンザスのような田舎ではこのメリットはなかったなあ。ハーバードやMITの院生の強みだ。 ジョブ関連の推薦状も。 こちらではジョブアプリケーションは30-50通送ることもざらにある。今年GDラボからジョンズホプキンスとワシントン大学セントルイスにPIとして赴任した2人もそれくらい出していた。その際、毎回PIにどこどこに推薦状送ってといっても忘れられるかもしれないので、いったんそのPIからI will give you a letterと了解をもらったら秘書さんにお願いしよう。また、アプリケーションのウェブサイトにアドレスを入れると自動送信で推薦状をaskする大学が増えてきているけど、そこにいれるアドレスも秘書さんのアドレス方が忘れがない。これもハーバードのキャリアセミナーで注意点として言われた。 日本では複数のジョブにアプライする習慣がないようだけど、こちらではオファーを複数とって(オプションという)条件の釣り上げ交渉に使うことは当たり前だ。日本で学位をとった候補者が推薦状を1大学でしか使えない話(thesis mentorが複数校に書いてくれない)を何人かから聞いたけど、海外での研究を視野に含めた場合の文化的なハンディキャップだと思う。中国系研究者との棲み分けと考えるとしっくりくる。 ■
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by sugirioblog
| 2015-12-03 14:35
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