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2015年 11月 02日
Cellの9月に出た小ネタ。生命科学の次世代を担うモデル生物。おなじみのコウモリやデバネズミや最近話題の2-3か月しか生きないサカナとか。ゲノムの解読と改変が簡単になった今、一つのモデルにこだわるのはスマートではないかもしれない。目的に応じてモデルなんて変えればいいし、現におとなりのLZラボなんて最近サカナにこだわりをもってないのが明らかだ。
これらのモデルは特に寿命、脳、免疫の分野で活躍してる。ネズミやヒトやハエでは見れない側面を描出するために役立つだけでなく、独自のシステムをもつ場合がある。たとえば無顎魚はそれ以外の生物とは異なる免疫系をもつ。なので従来のシステムのカウンターパートだ。単なるevo-devoクエスチョンにとどまらず、お互いを比較することで免疫システムについて新しい発見があるかもしれない。 synbioの観点からもカウンターパートをもつことはおもしろい。なぜならシステムの再構成の際、カウンターパートでも代替可能かを問うことで、そのシステムのロバストネスと限界を試すことができるだろう。免疫系ならそれを持たない(あるいは痕跡的にとどまる)モデルが使える。無顎類に我々の獲得免疫を付与して機能するかaskできる。 モデルを探して野山や川海をかけまわる時代から、都合のよいモデルを合成生物する時代がくるかもしれない。subjectやクエスチョンにフィットするモデルを創り出すという。
by sugirioblog
| 2015-11-02 13:01
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