以前の記事
2018年 05月 2018年 04月 2017年 12月 2017年 05月 2016年 10月 2016年 09月 2016年 08月 2016年 07月 2016年 06月 2016年 05月 2016年 04月 2016年 03月 2016年 02月 2016年 01月 2015年 12月 2015年 11月 2015年 10月 2015年 09月 2015年 08月 2015年 07月 2015年 06月 2015年 05月 2015年 04月 2015年 03月 2015年 02月 2015年 01月 2014年 12月 2014年 11月 2014年 10月 2014年 09月 2014年 08月 2014年 07月 2014年 06月 2014年 05月 2014年 04月 2014年 03月 2014年 02月 2014年 01月 2013年 12月 2013年 11月 2013年 10月 2013年 09月 2013年 08月 2013年 07月 2013年 06月 2013年 05月 2013年 04月 2013年 03月 2013年 02月 外部リンク
カテゴリ
その他のジャンル
最新の記事
記事ランキング
検索
|
2015年 10月 01日
ボストンではビッグラボの出身者は何とかして元ボスとブランチアウトせなあかん。でないと元ボスとの競争になってしまい、確実に潰れる。もちろんGDラボもそうだ。
CWさんのScience論文。彼は2007年にDSラボやSOラボでHSCニッチで破竹の快進撃をしたイメージがある。同じ号のCell2連発でmutated niche induced leukemiaというコンセプトの創始者。そのままオーストラリアでPIになった。HSCニッチではDSとかぶるし食っていけんやろなあ、hematoからosteosarcomaに鞍替えしたのかな、でもtissueの名前を変えただけやったらつまらんなあ、と勝手に心配してたら、なかなかうまくやってるようだ。論文は、生体内の自己のdsRNAがなぜinnate immunityをひきおこさないか?というクエスチョンをアドレスした。非常にfundamentalでおもしろい。 ブランチアウトどころか、自分の牙城を築き上げた。彼のもうひとつすごいのが、いったいDSなのかPurtonなのかSOなのか、ボストン時代の本当の所属が全然わからんくらいあちこちでやってた。やり手だったろうなあ。今も近所にいる超やり手のVJSとも論文出してるから。 HSCニッチなんかに手を出してDSとかち合うと絶対にサバイブできないので、うまくそらしたなあ。Fig2のデータベースのラベルを見てもわかるように、金のかかるオミクスやKOなんかはDSラボ時代に既に仕込んでたようだ。8年越しか、やるなあ。 やってる実験そのものは造血屋のニオイが強く残ってるけど(Ter119とCD71のFACSとかマウスの写真の見せ方とか)、論文のベクトルはDSと全く違う方向だ。
by sugirioblog
| 2015-10-01 11:24
|
ファン申請 |
||