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2015年 09月 05日
今回の2週間の日本旅行の情報量はすごく、ようやく整理がつきつつある。
議論したり話し込んだ研究者の述べ人数は40人は軽く行く。 まとめ。 自分と同年代のPI達と会ったのが一番刺激になった。みなそれぞれのスタイルで攻めてるなあ。 自分はこの1年でmultidisciplinaryなコラボを構築して継続してる。自分は独りでこもるよりも外部とinteractionしながらやるのが合うようだ。外部のエキスパート達と連携をしながら複数のプロジェクトを走らせる、というのを自分のラボを率いてやりたくなってきた。職人というよりプロジェクトマネージャーなんだろう。 3本立てのトークはどれも未発表だけど、分野がそれぞれ異なるのでウケる場所が違うことに気付いた。昨年から習得した分化誘導、システムバイオ、発生、工学の4分野を混ぜてる。一昨年まではシグナルと血液の一分野しか知らなかった。 感想。 日本のいいとこ。 技術力が高い。すごく職人的に掘るので、エキスパートのレベルが本当に高い。ヘンな論文はすぐに追試して真相が広まる。アメリカで評判良い論文が実はクソだったりが周知になる。 トップノッチのPIは最先端のアイデアを持ってるし、設備も某H大なんかよりよっぽどすごい。やっぱり良い意味で粒ぞろいなんだろう。 ボストンというか自分の周囲のいいとこ。 こだわりが一切ない。節操ない。日本的には良くないだろうけど、こちらでは悪くもなんともない。 いつも日本から帰ってくると「実験オフ」の結果、新しいことを始める。これまで例をあげると、 ―ポスドクはじめる ーグリーンカード手続きはじめる ービジネス系のコースをはじめる ー引っ越す ー見切りをつける などなど。キャリア関連が多い。一番でかかったのは、2年前のカンザス空港に降りたった瞬間に「卒ラボ居残りに見切りをつける→その日のうちにポスドク先15個にメールを送りまくる」、だろう。 今回も ー筋トレ再開 ージョブマーケットに入る 最近覚えた単語。 incentive buisiness model license fee どれもビジネス畑。研究者もこういう概念をきちんと言葉で表せると良いことがあるかもしれない。
by sugirioblog
| 2015-09-05 05:44
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