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2015年 08月 17日
学際的なアプローチ。ボストンでよくみる。一つの分野のお山の大将になるのは無理だから他の分野と融合してしまおう、というモチベーションであってもいいだろう。その際、分野のお作法に詳しくない人の方がdriving forceとしてうってつけなようだ。他の分野のフレーバー+アグレッシブさでnoveltyが湧いてくる例をいくつか見た。もちろん細かくみれば粗はあるけれど、ロジックの大筋とbroard impactが通っていれば、そんな粗なんてマイナーポイントにすぎなかったりする。
すごく極端にいえば、分野Aでは30点(100点満点)、分野Bでは20点の仕事でも、合わさると強くなる。見る側からすると、自分にわからない方の分野はピカピカ輝いて見えるから。そういうのを毎日見てる。 移植アッセイは血液屋の聖域で、最も大事なアッセイだ。epigenetics屋にとってのseqと喩えたらいいかな。その移植が「ダサい、時代遅れ、クールなアッセイにとってかわられる」というと、硬派な血液屋なら激怒するだろうけど、それをどっかの他分野の大御所が丁寧かつクレバーにargumentを設定しさえすれば、単なる一分野の聖域なんて簡単に消し飛んでしまえるだろう。予想では、あと数年以内にそうなる。期待もこめて。 PSC業界はRYさんの活躍もあって、そういうクレバーな変遷を遂げた業界だと思う。そのお蔭か、めちゃオタクで一見さんお断りだったのが、いろんな分野の人が参入してきてかれこれ10年。他分野の人も養える食い扶持が増えるという実利、単なる荒らしに終わった下品な侵略者、業界の流れを変えた、新しいルール(業界のスタンダード)を作る側の思惑、などなど。
by sugirioblog
| 2015-08-17 12:27
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