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2014年 04月 05日
こないだ書いたのは基礎→臨床だったけど、今度は臨床→基礎について。
藪医者のせいか、医者が常識としてることを全然知らない。一部の小児癌は自然退縮したり、あるいは発症年齢が決まってるとか。こういうのは、研究者のヒントになる。治療どうこうやなくて。 例えば、自然退縮するということは、その細胞は成長の過程で消されるものだろうか。今までリニアに考えられていた細胞の分化図に疑いを持てそうだ。 あるいは、epigeneticな要因によってある種の癌は正常細胞にコンバートする可能性を意味するのだろうか。この論文の例のように。これなんかめちゃおもろい。epigenetic modificationにより実験的に作られた小児腎癌と正常細胞がinter-convertibleだ。 ということは、癌は野生のlineage tracing実験とすら言える。こういう情報は発生や流行の言葉でいうcell-fate specification研究(もうちょっとスマートな言葉ないかな)のヒントになりうる。
by sugirioblog
| 2014-04-05 01:38
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