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2014年 01月 28日
ハエや魚のiPSてあるんだろうかと思ってたら、eLIFEに論文があった。
どうも種が下等(?)になるにつれてというか哺乳類から離れるにつれて、山中因子によるリプログラミングが効きにくくなるようだ。チキン、ゼブラフィッシュ、ショウジョウバエを使っている。ハエまでいくとだいぶきびしくなるのは、山中因子の種間の保存や実験手技・アッセイ系がどこまで通用するかを反映しているのだろう。 それにしても、partialとはいえ山中因子の威力が哺乳類を離れても鳥や魚まである程度通用するのにはおどろいた。 系統発生の有名な胚が魚から人間までずらーと並んでる図を思い出した。こうなるのは、脊椎動物ではWaddingtonの坂の地形がある程度保存されてるからかもしれない。 そして、無脊椎動物であるハエとかはもっと違ったリプログラミング経路も持ってるんだろうか。 たとえば、蟹の異型再生(ちぎった蟹の目がエビの触角になって生えてきたり)なんかでcell fateがしっちゃかめっちゃか変わるのは「がんばって坂を上っていく」リプログラミング経路とはちがうもっと安い(?)経路があるんだろうか。Waddingtonの坂を種ごとに比べるとおもしろそうだ。けったいなリプログラミング(分化転換)用の抜け道トンネルがあったりして。
by sugirioblog
| 2014-01-28 10:18
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