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2013年 09月 12日
最近変わったデータが出ている。これがどれくらい確からしいかは他の実験系でも追試する必要があるけど、(アドレナリンがちょびっと出たという意味で)エキサイティングだ。眠気覚ましになった。それに論文と全然関係ない、いわば種まき実験だから純粋に好奇心に基づいてやっている。今年まいた種は来年選別して育てるだろう。
明日はスピニングディスクとかいう顕微鏡を使う。はじめて触るから、使い勝手が楽しみだ。 このマウスおもしろい。今日オンラインのネイチャー。リプログラマブルマウスにそのまま山中因子誘導してみたら、どうなるか?やっぱりテラトーマでボコボコになるのか。よく酒の席で冗談半分にどうなるんやろなーて話題にしてたけど、まじめにやってた人がいたとは。 スペインかー。どういうセミナーとストーリーを展開するか聞いてみたい。 ちょっと読んでみる。。。 思ったよりおもしろい! 1.これでつくったiPSは3胚葉になる(万能性pluripotency)どころか胚外組織にもなれる。全能性totipotency(受精卵)に片足つっこんでる。これは普通に作ったiPSとの違いだ。iTSという?なんでこうなるんやろ。エピジェネとかで解くことはできそう。 2.これでできたiPSをマウスのお腹にうつと、胚みたいなんができる。図5のaとc。図5cの胚もどきを見て思わずうげっ。最初は胚の切片と思ったくらい。でも中身つまってないからもしやと思って。。。赤ちゃんの形だけまねようとした、シスト(嚢胞)になってる。胚にあるべきいろんな構造がこの袋の表面に散在してるんだろうか。それともある程度オーガナイズして並んでるんだろうか。それでも袋にはかわらんが。完全にtotipotencyではないけど、けっこう近い。 胚の外見の形というのはかなり自律的にというか大雑把な仕組みで決まってるのかも。 3.このマウスは血中にiPS細胞が流れてる。単純に骨髄がニッシェ的にどうなってるのか気になる。職業病。 かなり好奇心がそそられる。この突拍子もなさそうな現象に、おもそろいバイオロジカルなaspectが埋まってると思う。
by sugirioblog
| 2013-09-12 11:05
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