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2013年 07月 08日
司馬遼太郎著。
乃木希典が明治天皇崩御によって殉死した過程を考察した本。 希典は最も日本的精神が美しい人物だが、司令官としては無能に近かった。有名な日露戦争の二0三高地を攻略したのも実質児玉のようで、肝心の希典は兵を突撃させて死屍累々を築いていたにすぎなかった。更に敵地で美しく散ることを目論み、度々危険な個所に単騎向かう(だけで何もしない)をしていた。 これは最悪なタイプのPIだ、と読みながら思った。本人にアイデアがなく、部下に突っ込めーと号令をかけ、自分は美しく舞台から退場(自滅)することを夢想する。 そして自分の中の、どこか希典に同調してしまう要素が、危険信号を出してる。自分の性向が向かわせる、最も危険なパターンを客観的に見せつけられた。 もし自分がPIになれば、希典的な行動・思想は反面教師として記憶しておくに違いない。 ■
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by sugirioblog
| 2013-07-08 10:29
| 読書
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