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2013年 04月 05日
この2日はすごく久しぶりにcytometryがない。メインの実験をしないから、デスクワークに専念できた。昨日出てた読みたかった論文も終わった。これでジャーナルクラブしよう。コントロールに使ってるHSCの取り方がちょっと不思議だけど。あまり見ないタイプだ。書いてないけどちゃんとLin depletionしてるんだろうか。マウスのHSCマーカーてラボによって流派があるんだよなー。ぼくはCD34Flk2LSKをベースにいろいろCD追加してる。ぼくが来る前はFlk2LSKしか使ってなかったらしい。CD34陰性は基本Flk2陰性とかぶるから(逆にFlk2陰性はCD34陽性を多分に含んでる)、カラーの関係でどちらかしか入れられない場合はよりstringentなCD34を選んでからCD150CD48を使う。
あとは、ちょっとした染色やローテ学生とモレキュラーワークをした。 ボストンに行った院生時代の同期から、遺伝子が入らんとヘルプを求められた。とれとれプライマリーの組織をぼてっと培地に漬けて、どうにかして遺伝子を導入したいそう。話を聞いて、そら難しいやろなー。培養細胞には簡単に入るけど、プライマリー、とくに分化しきってもう増えなさそうなのは、「ガチガチ」になってて入れにくい。いくつかアドバイスしたけど、がんばってねーと言うしかない。エレポはよく発生業界で聞くけど、こういう成体の組織ではどうなんだろう。ガチのHSCにエレポでポンしてるのはあまり見ない。調べたら、HSCが死ぬことが多いらしい。 成体HSCもかなり難しかった。レンチを使えば入るんだけど、手順がややこしかった。薬剤ストレスで活性化させて、さらに培養でサイトカインじゃんじゃんつっこんでもっと活性化させて、そこにレンチを入れる。レンチもただぶっかけるんでなく、マグネットパワーしたりぐるんぐるん回したり。そして移植したら(ウイルス由来の)プロモーター活性が消えていく。。。セットアップにかなり時間がかかった。系ができあがったときは、3次移植までしてやった。 リポフェクタミンや燐酸カルシウムで一発で入る293細胞とは違いすぎた。
by sugirioblog
| 2013-04-05 09:03
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