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2013年 03月 19日
ローテーションの学生が本格的に働き出した。
朝は週末の宿題にしてたレビュー論文のディスカッションというか解説。ああ、やっぱり何も知らん…おいおい教えていこう。 それから簡単なプラスミドの精製をした。これすらもぼくにとってはモレキュラークローニングの範疇だ。こうやって手を動かしてくれる存在がいて、ようやく勇気を出してモレキュラークローニングができる。しかも都合よく、この学生さんは近所の超ハードコアなモレキュラーラボから来た。鮭の帰巣本能のごとく、そのラボでローテーションした学生は必ずそこに帰っていく。何かよっぽど楽しいことでもあるんだろうか? 彼がぼくらのやってる仕事や考え方に慣れるまで時間がかかるだろう。もしかすると三つ子の魂百までで、どうしても細胞以上のスケールを受けつけないかもしれない。それでも、このローテーションの期間に「変わった実験したなー」と思ってくれたらそれでいい。 学生さんとディスカッションしていて気になったことを調べた。今やってる遺伝子のプロモーターに注目してる転写因子の結合サイトがあることに気づいた。しかも3つある。昨日思いついた実験がより魅力を増した。他人と話してこういうフィードバックがあるのが楽しい。 実験を教えつつも、変わらないペースで自分の仕事をする。誰かを教えてるのを言い訳に自分の仕事を疎かにしたくないから。去年サマースチューデントを担当したときもそう心がけた。 ようやく自分のflow cytometry解析がおわった。もしかするとハイになって仕事が増えてるかもしれない。普段マイペースな自分だけど、学生を担当することでちょっとアップテンポなペースメーカーができてるんだろうか。少なくとも、気が進まない仕事を最後まで後回しにする癖を抑えられそうだ。
by sugirioblog
| 2013-03-19 11:07
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