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2016年 10月 05日
実験やミーティングの合間に論文をまとめて読む時間がようやくできた。このブログの立ち位置は最近のおもしろい論文をまとめて紹介することをメイン+キャリア関連の情報サイトにするだろう。ちなみにおもしろいと思った論文は全て見つけた瞬間にツイッターで流している。ツイッターを後のメモ代わりにして、時間ができた時にまとめてダウンロードし印刷して読んでいる。
まずは9月に最も琴線に触れた論文。 SynNotchは以前も触れたが、CARTの新型の報告。この系の利点は従来のTCRやCARにとらわれず、一からシグナルドメインをカスタマイズできる。 標的;CD19がメジャーターゲットだが、GFPなど任意の分子が標的できる。 作用;任意のサイトカイン放出、抗体産生、分化など多岐にわたるアプリケーション。 T細胞の機能にとらわれず。注目のPD1抗体やCTLA4抗体を産生させたり、NK細胞的な機能を付与したりinnate immunityを賦活させた。いずれは細胞をバイオセンサーとして用いることもできるだろう。 ハエ遺伝学では常識のGal4システムが使用されていることに感動した。 論文の言葉遣いが斬新だ。custom sculpt immune cell responseやnon-native therapeutic payloadsはエンジニアやコンピュータサイエンスの響きがして良い。
by sugirioblog
| 2016-10-05 11:43
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