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2015年 12月 14日
研究所で行われたK99セミナー。大事な4つ。
1.Change field. 院生のころとポスドクで分野を変えましょう。これはアメリカのサイエンスの美学だが、自分のように造血を院生の頃から続けてるアホにはペイン・イン・アスだ。分野(端的にいえば研究対象。臓器やモデル動物の名前が変わってればOK)が変わってない場合、プロポーザル内で全力でごまかす。 分野の変化をうたえない自分ならbasic scientistからengineerへの「identityの変化」を前面に押し出すことが必須となる。さいわい昨年からエンジニアのDIラボに出入りし、 Biomedical Engineering Society (BMES)の会員になり、プロジェクトもエンジニアに転向した。徹頭徹尾エンジニアのプロポーザルをしつつ院生時代のphysiologicalなリサーチとの差別化を強調する。 この2年近くLSKゲートを見ていない、といえば昔の同業者は衝撃だろう。ハエ屋がハエ辞めるようなもんだ。 2.Publication records in the current lab アプライの時点でサブミットしてる(あるいはしそう)な論文があれば、PIに推薦状内で言及してもらうと、もしまだ論文が今のラボで出てなくてもある程度カバーできる。 3. Lab records これは今いるラボからどれくらいK99ホルダーやPIを輩出したか。申請者本人にはどうにもならないファクター。 4.Funding. 推薦者本人が持ってるfunding.例えばフェローシップなど。あれば非常に強力。 「分野を変える」というお題目はこの2年来自分の悪夢の原因になっている。毎日曜日が眠れない理由の1つだろう。自分語りの能力に組み込めることに気づいた。状況に応じて自分のキャリアをコンテクストする活動だ。 -persistencyが要る場(チョークトーク)なら自分はアピールしやすいし、 ーK99のように変化を求められる状況は今の自分の弱点なので別のアピール方(ごまかし方)を構築する。つまり変えられたものを強調する。 求められる答えに応じて、同じ物なのにそれぞれ違うように見えるよう解釈してアピールする。これ、model-driven researchのstory-tellingやな。
by sugirioblog
| 2015-12-14 11:00
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