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2015年 06月 30日
ラボ選びの一助になるかもしれない。
PIにはいろんなタイプがあるけど、一番なってはいけないのは「去ったメンバーをdisる」PIだと思う。 どんなに外の大御所と喧嘩してもいいし、他のラボをdisりまくってもいいけど、自分の身内を潰すのはNGだし、そんなラボに行ってはいけない。論文数やプロジェクトのおもしろさなんてどうでもよくなるブラックラボは残念ながら実在する。業績が出てもそれらが灰燼に帰すリスクの高いラボだ。ラボに居る間はラボ内競争に勝てても、自分がいなくなってしまうと対策のしようもない。 今まで見聞きした例では まだメンバーがラボにいる間に潰す。 ー推薦状を絶対に書かないのはまだマシで、通はわざと酷く書く。 ー就活先に電話してキャリアを潰す。 これらはPIにとって将来のライバル(今の部下)を未然に潰すストラテジーとして、ボストンでもカンザスでも見聞きした。 去った後に潰す。 ー去ったメンバーの否定論文を書く。肉を切らせて骨を絶つ。かなり綱渡りな芸当だけど、大御所クラスだとHPが高いから可能。 こういう場合、去ったメンバーは数年以内に死亡するか、業界から去る。 このいずれも外部から見分ける方法があって、 ーコンスタントにPIを輩出しているか。一流誌が結構出てる割に筆頭著者が行方不明なんて状況が連発してると危険サイン。ラボのウェブサイトを見て、alumni欄がきちんとあるか、そしてPIがコンスタントに出てるかを確認して。alumni欄すらなければ、問題外。 そしてまともな大学でPIになれてるか。どれがまともでそれがそうじゃないかは言いにくいけど、日本で研究してて全く聞いたことのない場所は。。。 注意しなければいけないのが、 ーたとえPIを輩出していても、内部死亡率が高かったり悪い噂が絶えないビッグラボ。こういうところは肉を切って骨を絶てる。なにしろ出身者の分母がデカいので、大多数が死滅しても数割のPIが生き残るだけで多くのPIを輩出できてるように見える。業界内では悪名高くても、ポスドクとかで分野を変えた場合わかりにくい。デカいラボだと出身者を見つけるのは簡単なので、必ずそれを利用して。 まとめると、ラボのウェブを見てalumniの進路を確認することと、実際に出身者とコンタクトをとって内情を聞きだすこと。
by sugirioblog
| 2015-06-30 13:28
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