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2015年 05月 29日
初めてCAT-T細胞のセミナーを聞いた。やっぱ勉強になる。
普段clinical trialをデザインして患者を担当してるCHOP病院のMDPhDがスピーカーだったから、1例ごとの臨場感が伝わってきた。風邪で声が完全に潰れてるのに、articulateがホントにうまい。医学部にいたころを思い出す。個人的に今年上半期で一番良いセミナーだった。 phase1/2のスタディ。 ポイントは 1.refractoryなleukemiaにもremissionを導入できる。今んとこ、全員してる。 2.vitroでCAR-Tが癌細胞にくっついて秒殺するムービー見た。そうか、MHC independentだから速攻で(たぶんperforinのせい)細胞死ぬのか。 3.でもrelapseする患者はいる。そのメカニズムなかなかおもろい。学会やセミナーでは発表済みだけど論文はまだか。待ち遠しい。 こないだ聞いた話では、免疫療法は癌を即死させるから抗癌剤と違ってselective pressureを与える隙もない。だから癌が適応するなんてない、といわれたけど。。。 4.副作用でcytokine reactionおこってICU直行というケースもあるけど、その診断マーカーも研鑽されてて、しっかり整備された臨床現場では準備OKのようだ。炎症マーカーCRPとか懐かしい。病棟をおもいだす。IL6が犯人くさいからブロックしたいけど、臨床では一つ手順を加えるのも大変だといっていた。現場は一刻も早く改善したそう。
by sugirioblog
| 2015-05-29 12:07
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