以前の記事
2018年 05月 2018年 04月 2017年 12月 2017年 05月 2016年 10月 2016年 09月 2016年 08月 2016年 07月 2016年 06月 2016年 05月 2016年 04月 2016年 03月 2016年 02月 2016年 01月 2015年 12月 2015年 11月 2015年 10月 2015年 09月 2015年 08月 2015年 07月 2015年 06月 2015年 05月 2015年 04月 2015年 03月 2015年 02月 2015年 01月 2014年 12月 2014年 11月 2014年 10月 2014年 09月 2014年 08月 2014年 07月 2014年 06月 2014年 05月 2014年 04月 2014年 03月 2014年 02月 2014年 01月 2013年 12月 2013年 11月 2013年 10月 2013年 09月 2013年 08月 2013年 07月 2013年 06月 2013年 05月 2013年 04月 2013年 03月 2013年 02月 外部リンク
カテゴリ
その他のジャンル
最新の記事
記事ランキング
検索
|
2015年 04月 22日
Nature Biotechの論文。
膵臓のislet移植の変法を開発した。isletを皮下に移植するのは侵襲が少ないけど、isletをくるむ人工物(カプセル)による異物免疫反応などのせいで長持ちしない、という課題があった。この論文では ナイロンあるいはシリコン製のカテーテルを皮下に留置して、4週間後にカテーテルを取り除く。 そして空いたスペースには血管がはってきてるので、そこにisletを埋め込む。すると、移植isletのおかげで糖尿病マウスの症状改善がみられた。もちろんカテーテルによる前処置のないislet移植は生着せず効果なし。 ヒトのislet移植to mouseでも同様の結果が見られた。 コンセプトは、カテーテルが短期炎症によりneovascularizationを誘導した頃にカテーテルを抜いて、できたvascularizedスペースにisletを入れると血管が入りこんでisletが長持ちする。すなわち、異物が短期炎症により血管性のベッドをつくるというfavorable factorを選んで、長期炎症によるdeleterious factorを除外した。
by sugirioblog
| 2015-04-22 10:48
|
ファン申請 |
||