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2014年 10月 26日
昨日はMITのWhiteheadで癌のシンポジウムがあった。以下、感想というか雑感。
転移癌とそうでない癌でECMを比較するためにマスかけるのはおもしろかった。MITらしいオミクス全開。 西海岸のステム代表アーヴさんが数年前からやってるCD47を筆頭にこれまでの仕事の総集編トークをいつもどおりしてた。 いはく、no leukemia of HSC origin。HSCLSCとか言いたい人は実験的にartificialにつくれるし。実際は分化段階のどっかの細胞が変異によって癌化する。 スタイルが強烈だけど、彼は「細胞を主語に」バイオロジーをする人だ。「細胞をFACSで分画せずにジャンク混ぜてオミクスなんて金の無駄」とか「何か酵素が釣れたけど、バイオケムの人でないから些細な機能なんて知らん」とか、彼らしい。 話の間中ワインバーグが頭かかえてたのは、ネタをかましすぎてたからか? 癌特異的epigenomeをどうターゲットするか、現状はDNMTやHDACの阻害剤を混ぜてみるくらいしかないようだけど、CRISPRなんかでloci specficに修飾をdeleteできないものか。 癌のgenome解析は(自分い経験がないせいで)いつもわかりにくいけど、大事な流れだというのは伝わってくる。一昨日のSt Judeの人のセミナーもだけど、founder mutationを見つけるてのがポイントだ。結局tumor-initiating populationてのはこのfounder mutationをもった集団がなるわけだし。druggableな変異であればOK。ぶっちゃけると、non-biasedでsingle cell DNA-seqを駆使すればCDなんとかの細分化にわずらわされずにできるような。
by sugirioblog
| 2014-10-26 00:44
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