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2014年 05月 28日
昨日ちょっと触れた論文。足の片方を傷つけると、もう片方の無傷の足の筋肉幹細胞も活性化される。なんかシグナルでもでてるんだろう。HSCも活性化されるので、あながち筋肉でしかない現象ではない。mTORがからむということは、ぶっ壊れた筋肉から出てくるアミノ酸でもからんでるんだろうか。
筋トレするといろいろ良いことがあるかもなあと思いながら、最近してない。 あと、ホルモンが最近おもしろい。いろんなとこで耳にする。まあホルモンも、神経と並んで局所と全体をつなげる機構だから。 アメリカでは卒業したラボに残るとcareer disasterと書いたけど、自分はまさにそれをした。2年近くも。結果は百害あって一利なし(ドンっ)。非常にdiscouragingだけど、経験を書いておく。 ・フェローシップは門前払い。ambition不足の烙印をおされる。 ・卒後1年内のゴールデンドリップ期間、つまりダモンラニョンみたいなprestigiousなフェローシップの機会をすべて失う。 ・残るきっかけになった論文が必ずうまくいくとは限らない。たとえトップジャーナルに載っても、それはジョブマーケットやK99みたいなグラントにカウントされない。例えば学生時代と居残り時代にそれぞれネイチャークラスを持ってる人がそのあと別ラボで何年もポスドクしてるのを見ると確かにカウントされてない。 一般にアメリカで卒ラボに残るのは長くて6か月以内。それも会社に行く場合にその就職時期に合わせるための待ち時間として捉えられる。アカデミアに残る場合の選択肢としては考えにくい。 先週、花粉症でshittest everな経験をしてる間に行けなかったセミナーのスライドが来た。どうもPI用のヒューマンリソースのワークショップ。けっこうおもしろい。 PIがポスドクを18か月以内に切るとき、それはプロジェクトに対する経験不足のせい(11%)よりもはるかに人間関係のいざこざや扱いづらさが原因となる(89%)らしい。そういうスカポスドクをつかまないために、 behavioral interviewというやり方があって、推奨されてるそう。ふつう、PIが面接をするとき、実験スキルや長期目標のような対策のたてやすいサイエンティフィックなことをきいてくるけど、これはこんな感じ。 ・ミスをしたことがありますか、どうやって対処しました? ・嫌な同僚にどう対処しました? ・ラボ内の衝突に巻き込まれた場合、どうしましたか? なんともネチネチした質問だけど、こういう面接がアメリカでも推奨されてるんだな。
by sugirioblog
| 2014-05-28 11:20
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