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2014年 04月 05日
ハーバードは事務手続きが本当に多かった。似たような、でも微妙に違う書類の束をハーバードメディカルスクール、ボストン小児病院、ハーバード人事部に送る必要があった。ようやくそれらも終わり、今度の火曜から仕事が開始できる。
今回の京大滞在で、pluripotent stemから血球系を作る際の大きな問題がわかった気がする。ただの発生の各論にとどまらない、更に普遍的なimplicationのある仕事を目指したいものだ。それには、right place, right timeで研究をすることが大切だ。たとえば、Lgr5腸幹細胞を発見したあたり、2007年ごろのHCラボは理想的な例だ。事実、素晴らしい仕事が出続けている。今度いくとこも、timeはわからないけど、placeは問題ないだろうな。 帰国前に、日本で歯医者と散髪を済ます。散髪はともかく、患者側として医療制度は日本の方がはるかにいい。その分、医者が大変な環境で働いたりするんだろうけど。日本とアメリカどちらで死にたいかと聞かれて、日本と即答したのは医療制度のおかげ。アメリカでは金の切れ目が命の切れ目だしなあ。
by sugirioblog
| 2014-04-05 21:42
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