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2013年 10月 09日
ギニアピッグで思い出した。
ぼくもfloxマウス作りで3年を棒に振った元学生だ。危うく死亡コースだったけど、ノックダウンしたりJAXからマウスを入荷したりで起死回生して、初論文とともにthesisを突破した。 まともな研究施設ならマウスは1-2年もかければ作れるけど、うちではそれができない。いや、ファシリティは自信を持ってできると(実績も根拠もない)太鼓判を押すからこそ、数年後たってえらい目にあう。ESが腐ってgermlineにのらなかったり、BAC transgenicでマイクロインジェクションができなかったりいろいろ原因はあるけど改善は不可能に近い。自前でやることはbanされる。 CRISPRがきちんとzygoteの細胞質インジェクションで動くなら、floxやレポーターを入れるのもずっと楽になる。ESを介する必要もなくなるから。off target疑惑がつきまとうけど、RJさん曰はくNat. Biotech.の(オフターゲットにアラームを鳴らした)レポートはhuman cellを使ってるから、マウスのzygoteとは話が違い本当にdistractingだと。ただしwhole-genome sequencingはしてないからマウスのzygoteでどこまでオフターゲットがあるかないかわからないけど、こういう改良もいずれ進んでいくだろう。 いずれにしろ、レポーターやfloxをマウスにつっこみたい人々にとって死活問題だからニーズも非常に高いし進展していくだろう。
by sugirioblog
| 2013-10-09 12:45
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