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2013年 06月 18日
ジャーナルクラブで最近のKZさんの論文を議論する。(ぼくが普段やってる仕事からすると)ほとんど専門外だけど、cell stateを規定するepigeneticメカニズムはISSCRでも一つの潮流だ。ポストiPSの過程だろう。近いうちにスーパーエンハンサーをloss of functionやgain of functionできるようになると、ちまちまひとつずつ遺伝子を導入せずに細胞の錬金術ができるかもしれない。この分野の基礎科学的な進歩はすごい。
こうやってガーとゲノムを読み込んでいく仕事はすごく大きく見える。実際の相場観がないからどれくらいのものかはわからない。 楽しみ実験の第一弾はネガティブ。まあそんなもんだ。まだ別のがある。 PIはどんな状況でもラボをencourageしなければならない、というのはかなり大変なことだと思う。グラントがとれない、論文がリジェクトされた、競合してる、プロジェクトが頓挫しそう。いろんなプレッシャーに作り笑顔を絶やさず対処するのは並大抵の神経ではできない。うちのボスはこの辺めちゃ頑丈にできてるように見える。いつもポジティブにもっていこうとする。ぼくはけっこう細かいとこがあるから、毎日噴火しそうだ。あれ、ボスも活火山タイプなのに。いっぺん秘訣(があれば)聞いてみたい。
by sugirioblog
| 2013-06-18 12:43
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